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あるドイツ在住の日本人ピアニストの言葉で、「ヨーロッパの人間が弾くピアノの音色とアジア人が弾く音色とは違う。アジア人のピアニストはミスは少なく完璧だが音色は・・・」とある。
 専門用語を使うと倍音に乏しいというところだろうか・・・と彼は言っていて、それを私はなるほど と共感したのですが分かっているはずの倍音。。。でもちょっと詳しく調べてみました。
 
倍音から少しずれますが、私はピアノですから決まった音が楽器(ピアノ)から出てくることに何も疑問も持たずに今まできました。
しかし、バイオリンやチェロなどの弦楽器、そしてオーボエなどの管楽器は自分で音を作りださなければなりません。
 ピアノは平均律で音が構成されているのに比べ、管弦楽器は純正律で成り立っていることをピアニストの私はすっかり頭から抜けていました。(音楽関係者の皆さん、あきれないでください・・・
 でも、どうでしょ ピアニストの皆さん これについて真剣に考えた事ってある?あるか・・・
 
先日、メンバーで練習で集まったときにまずピッチの話から どんどんこのような話へと突入し 最後は絶対音感は不利だというところで時間切れでした。

まず、ピッチの事ですが ピッチとは音の高さを表す表示としてヘルツという単位を使います。
ピアノは一般的に日本では440ヘルツで調律されますね。(と思って先生に聞いたら最近のピアノは442ヘルツだそうです・・・昔は440だったよなぁ?


世界の規定(国際会議)で決められている標準音Aは20℃で440ヘルツと定められています。
しかし、メンバーに聞いたらオーケストラでは442ヘルツで合わせるそうです。
年々、高くなるヘルツは地球の温暖化現象も関係しているそうです。

しかし、昔はその国々でその気候もバラバラだし自分たちの耳でチューニングしていたようです。
バッハやモーツアルトの時代でも、ヘルツは違っていました。

なので、絶対音感はないほうが良い、というかやはり大切なのは相対音感でなければなりません。
絶対音感というのは、聞いた音を何の音だと断定できる能力です。
相対音感というのは、他の音と比較し和声(ハーモニー)などを理解し判断して音を決定する能力です。ね?

なので、大勢で演奏する場合絶対音感しかない人は大変なようです。

大勢でやることの少ない楽器 ピアノの私は軽く考えていました。
日々、教えられる日々です・・・


という事で倍音に乏しい演奏とは・・・
長くなりますので次回に。

では、ピアソラに出かけて参ります。

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yukiko tamura
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48
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性別:
女性
誕生日:
1975/12/17
職業:
音楽
自己紹介:
演奏者を派遣する事と、ピアノを弾き、時には教えてる仕事をしています。
 ボランティアでの演奏活動も行っています。
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